★Novel >> クマタンとシルヴィ/葉月 ルナ

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それは大晦日のお話、皆で大掃除をしていた時の事でした。
クマタンは蔵、シルヴィは玄関。ご主人様はその他全てを担当でした。
本当はご主人様の使い魔であるシルヴィが一番多くやるのが普通なのですが……
シルヴィが掃除をするとゴミが増え、食器や本が無くなってしまうでした……


「よぉし!!!がんばるぞぉ!!」
クマタンは自分の身長よりも長い箒を一生懸命持って蔵の掃除に取り掛かりました。
ご主人様が蔵をやると言っていましたが、いつもお世話になっているので一番埃が溜まっている蔵の掃除担当になったのです。
頑張りやなクマタンは一生懸命掃除をしていました。
「……げほげほ!あうあ〜…………あう?」
クマタンは埃に咳き込みながらある物を発見しました。

荷物と荷物の裏に挟まっている物。

「……なんだろう……??」
荷物を退けて挟まっている物に短い手を伸ばしました。
「??」
それは古びた地図の様な物でした。大陸の様な絵が描かれている物を見つめ。

「そうだ!!!これ、きっと『宝の地図』だ!!!」

目を輝かせ、蔵の埃で少しむせながらもクマタンは叫びました。
「早速シルヴィにも見せよう!!」
箒を蔵の壁に立て掛け、クマタンは玄関で掃除をしているシルヴィの元へと走ります。




「シルヴィ〜!!」
「??何?」
長い耳を上下に揺らしつつ、シルヴィは走ってくるクマタンに首を傾げました。
「見て見て!!!蔵の中で『宝の地図』見つけちゃった〜!!!」
シルヴィに見えるように上下に揺らすクマタン。
「え〜!?宝の地図!?」
驚くシルヴィに「うん!!」と言って持っていた地図を見せます。
「!!!!?」
先程の驚きとは比較にならない程シルヴィは驚いていました。
顔は真っ赤にして。
「すごいでしょ〜?えっへん!!!」
得意げなクマタン。シルヴィは「そ……それは……」とごもごも何か言おうとします。
「??どうしたのさ」
「……あのね……それ……」
















「僕の……オネショ……」











「………………え?」
「か……隠しておいたの……」
真っ赤になったシルヴィ、呆気にとられるクマタン。


そして少し離れた所で丁度窓の掃除をしていたご主人様は。
「あぁ……だからシーツが一枚なくなってたんだ……」
一人、納得していました。


END


マイラブー♪ くまたん&シルヴィコンビ☆ ルナちゃんから可愛いお話しをいただきました!
今回は私がリクエストしたお話しを載せてますが、彼女のHPでは色んな世界が広がってます(^o^)


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